90歳で現役の方ってすごいと思いませんか?
90歳で現役の方は、よほどお元気な方なのかなと思いますが、その元気の秘密はどこにあるのか気になります。
そこで、90歳~でも現役で活躍されてこられた方の本を探してみました。
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90歳~でも現役で活躍されてこられた方の本|元気な人
90歳~でも現役で活躍されてこられた方の本を探してみると、いくつかの本が見つかりました。
そこで、それらの本の中から、管理人tsubameが気になった本を5冊ご紹介していきたいと思います。
≪90歳~の方が書かれた本≫
- 田中旨夫さん(医者)
「97歳現役医師が悟った体の整え方」 - 貴島テル子さん(小児科医)
「97歳テル子先生 元気の処方箋」 - 室井摩耶子さん(ピアニスト)
「毎日、続ける」 - 鈴木登紀子さん(料理研究科)
「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」 - ターシャ・テューダー(絵本作家)
「ターシャ・テューダー最後のことば」
「97歳現役医師が悟った体の整え方」田中旨夫さん(医者)
「97歳現役医師が悟った体の整え方」は、医者である田中旨夫さんが97歳のときに書かれた本。
「97歳現役医師が悟った体の整え方」の本の中には、食事・運動・考え方など「歳をとっても健康を保つための秘訣」がたくさん書かれていました。
田中旨夫さんは台湾でお生まれになり、昭和18年に昭和医学専門学校(現・昭和大学)を卒業、その後、台湾で医師をされていたそうです。
しかし、沖縄で医師が不足していると聞いて57歳のときに沖縄に移住され、それ以来40年沖縄で医療に携わられて来られたそうです。
田中旨夫さんは「健康の秘訣」について次のように書かれていました。
≪健康の秘訣について≫
心身の健康をもたらすよい習慣とは、一つひとつはとてもシンプルなものです。シンプルということは、実践するのが簡単ということです。
…健康の秘訣というのは…当たり前のことをどれだけ習慣として取り入れられるか、にあるのです。
引用:97歳現役医師が悟った体の整え方
健康の秘訣は、実はそんなに難しいことではなく、「いかに簡単なことをずっと続けていけるのか…」ということなのかも知れませんね。
例えば、「腹八分」「歩くこと」「生きがいを持つ」など、昔から健康に良いと言われていますね。
このような「健康に良いといわれている簡単なことをいかに続けられるのかが健康の秘訣」なのかなと思いました。
ちなみに、「97歳現役医師が悟った体の整え方」の中には「歩くことが良い」とも書いてありました。
管理人tsubameは歩くことが好きですが、「やっぱり歩くことは健康に良いことなんだな…」と思いました。
↓歩くことの関連記事
「歳をとっても健康を保つための秘訣」を知りたい方には、「97歳現役医師が悟った体の整え方」はおすすめです。
「97歳テル子先生 元気の処方箋」貴島テル子さん(小児科医)
97歳テル子先生 人は好奇心の数だけ生きられる 元気の処方箋
「97歳テル子先生 元気の処方箋」は、小児科医の貴島テル子さんが97歳のときに書かれた本。
97歳で現役小児科医が考える「元気の処方箋」とはいったい何なのか?
とても気になりますね。
貴島テル子さんは26歳で終戦、28歳で大阪の女子医専に入学され、35歳で医師国家試験に合格されたそうです。
その後、勤務医として働かれたのち54歳で小児科を開業され、それから40年以上も小児科のお医者様をされてこられたということでした。
「97歳テル子先生 元気の処方箋」には次のような内容が書いてありました。
「好物を食べる。苦手なものもちょっとだけ」
「とにかくよく歩く」
「人は好奇心から年をとる」
「年だからもう無理なんて思わないこと」
「時々はドレスアップしましょう」
「薬より気持ちが大事」
「老いとのつきあい方をどうしたらいいのでしょう」
引用:97歳テル子先生より
人生の先輩として、また医者としての「生きるアドバイス」を聞きたい方には、「97歳テル子先生」はおすすめの本だと思いました。
「毎日、続ける」室井摩耶子さん(ピアニスト)
「毎日、続ける」は、ピアニストの室井摩耶子さんが97歳のときに書かれた本。
「毎日、続ける」には、97歳の室井摩耶子さんが思う「心豊かに暮らす習慣」が書かれていました。
室井摩耶子さんは6歳のとき、はじめてピアノに触れたそうです。
その後、プロのピアニストになり、日本やヨーロッパで活躍されてきたそうです。
「毎日、続ける」の本の内容は、そのタイトルにあるように、「毎日続けることの大切さ」が書かれているそうです。
≪「毎日、続ける」より≫
例えば、…気持ちが上向くような言葉を使うこと…。
そんなささやかなことでもコツコツ続けて、一歩ずつ、いや半歩ずつでも積み重ねていくことで、人生を豊かに輝かせることができます。
歳をとっても一歩ずつ前に進んで行きたい…
歳をとっても人生を前向きに進んでいきたい…
「毎日、続ける」はいつまでも前向きに進んでいきたい方におすすめの本だと思いました。
「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」鈴木登紀子さん(料理研究科)
「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」は、料理研究家の鈴木登紀子さんが93歳のときに書かれた本。
鈴木登紀子さんは、「今日の料理」「3分クッキング」などの料理番組でご活躍されてきた方なので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
長年料理研究家としてご活躍された鈴木登紀子さんは「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」の中にどんなメッセージを込められたのでしょうか?
「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」の「はじめに」には次のような文章がありました。
「遺言」といってはおおげさ、かもしれませんが、私が残したいことを今回の出版の折にまとめてみました。老いとの向き合い方や楽しみ方。暮らしの工夫や忙しく毎日を生きる女性たちに伝いたいお料理のコツ。
引用:「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」
ばぁばの愛称で親しまれる鈴木登紀子さん。
「93歳になって感じた人生における大事なこと」が「ばぁば、93歳。暮らしと料理の遺言」に書かれているのだと思いました。
鈴木登紀子さんや90代の料理研究家の方の生きがいを調べた記事もあります。
90代の料理研究家の方の生きがいが気になる方は、生きがい|91歳92歳の料理研究家の料理への想いをご覧ください。
「ターシャ・テューダー最後のことば」ターシャ・テューダー(絵本作家)
ターシャ・テューダー最後のことば―ラスト・インタビュー「人生の冬が来たら」 (MOE BOOKS)
「ターシャ・テューダー最後のことば」は、絵本作家ターシャ・テューダーが最晩年92歳のときに受けたインタビューと家族の証言がまとめられた本。
ターシャ・テュダーは絵本作家であるとともに、理想的な生き方をしてきた方として多くの方から親しまれてきました。
↓ターシャの絵本
ターシャが多くの方に愛される理由はどこにあるのでしょうか?
それは、「喜びは自分で作り出すもの…」と考えて、それを実践されてきたところにあるのでだと思います。
では、「喜びは自分で作り出すもの…」を実践してきた人は人生の最後に何を思うのか?
その答えが「ターシャ・テューダー最後のことば」の中にあるのだと思いました。
まとめ
90歳でも現役で活躍されている方の本をご紹介してきました。
90歳でも現役で活躍するには、身体の健康も大事ですが、毎日継続して何かに取り組むことが大事であることが分かりました。
このサイトには、100歳でも現役で活躍された方の本もご紹介しています。
100歳でも現役で活躍された方の考え方が気になるときは、100歳で現役の本を参考にしてみてください。
↓100歳でも現役の方の記事はこちら