高齢者の暗い時間のウォーキング|後ろ歩きの危険性

以前、自転車通勤をしていました。

仕事がら、朝早く通勤をすることもありました。

出勤時間によって、朝の4時に家を出るときもありますし、朝の6時に家を出るときもあります。

朝4時出発の通勤では、車・自転車・歩行者にはほとんど出会わないので、安全で快適に通勤することができます。

しかし、これが朝の6時出発のときには少し事情が違ってきます。

高齢者がウォーキングしている時間帯

朝の6時台に自転車通勤をすると、高齢者がたくさんウォーキングをしています。

ほんとにたくさんの高齢者がウォーキングをしているのです。

6時台の出勤で、ウォーキングをしている高齢者を見かける人数は、多いときは15人くらいになります。

「へ―、こんなに朝早くからウォーキングをしている人がいるんだ。」

と、はじめて6時台に自転車通勤をしたとき思いました。

管理人tsubameの経験では、ウォーキングをしている高齢者が一番多い時間帯はAM6時前後ではないかと思います。

5時台にもウォーキングをしている高齢者もいます。

これが4時台になると、ほとんどウオーキングをしている方はいなくなります。

たまに、朝の4時台にウオーキングをしている若い方を見かけることがありますが、「健康管理のために歩いているのかな?」と思ったりします。

しかしこれが、4時台に歩いているのが高齢者だったときは、「ほんとにウォーキングをしているのかな?もしかしたら、徘徊しているのかも?」と心配になることもあります。

このように、高齢者にとって人気のウオーキングですが、ウォーキングをしている高齢者を見て思うことがありました。

暗いときのウォーキングは危険

高齢者がウォーキングをしている時間帯は、朝の6時前後がピークであるとお話ししました。

夏は朝が早いのでAM6時は明るくなっています。

なので、夏は朝6時には、ウォーキングをしている高齢者をしっかりと確認できます。

しかし、これが冬になると、朝明るくなるのがAM7時頃なので、AM6時台はまだ完全に夜の暗さです。

なので、冬は朝の6時台はまだ暗いので、ウォーキングをしているしっかりと高齢者を確認できません

自転車通勤をして居るとこのようなことが分かってきます。

暗い時間帯に歩いている高齢者を見ると、いつも「なぜ明るいときに歩かないのだろう…」と思ってしまいます。

なぜ、早朝の暗い時間帯でもウォーキングをして居るのか考えてみると、『ウォーキングの時間を変えたくない=いままでの習慣を変えたくない』という心理があるのかなと思いました。

早朝は通勤時間と重なるので、早朝のウォーキングは危ないこともあります。

とくに、冬の朝は暗いので、より危険が増えると思います。

管理人tsubameは、早朝の暗い時間にウォーキングをしている高齢者の方を見て危ないと感じる理由には3つります。

≪高齢者の暗い時間のウィーキングについて≫

  1. 黒っぽい服装の高齢者が多い
  2. 遊歩道があるのになぜが車道をウォーキングをしている
  3. 後ろ歩きをしている高齢者がいる

黒っぽい服装の高齢者の方が多い|高齢者のウォーキング

管理人tsubameの経験でいうと、早朝の暗い時間帯にウォーキングをしている高齢者はほとんどが黒っぽい服をしていました。

明るいときにその高齢者の服を見れば、色の違いがわかるのでしょう。

しかし、早朝の真っ暗なときその高齢者の服を見れば、すべて黒っぽい服に見えてしまいます。

暗いときは黒っぽい服の人を発見しにくいので、早朝の暗いときに自転車で走っていると、黒っぽい服を着た高齢者に気が付くのが送れることがあります。

遊歩道があるのになぜか車道をウォーキングをしている|高齢者のウォーキング

管理人tsubameは、自転車通勤のほとんどを車道を走ります。

車道といっても大きな道を通るのではなく、中央線がない車道を主に通ります。

朝の6時に家を出るときは、まだ通勤前の時間帯ということで、通勤途中に自転車・車・歩行者はまだそこまで多くはありません。

しかし、先ほどお話ししたように、朝6時台は高齢者がウォーキングをする時間帯です。

ウォーキングをしている高齢者の多くは歩道をウォーキングしているのですが、たまに、車道でウォーキングをしている高齢者がいます。

歩道が車道のすぐわきにあるのに、なぜか車道をウォーキングしている高齢者がいます。

歩道があるのに車道をウォーキングしている高齢者を見ると「ウォーキングで誰か合いたくない人がいるのかな?」などと思ったりもします。

暗い時間帯に車道をウォーキングすることは危ないですね。

このような高齢者を見ると、「高齢者のウォーキングは危ないな」と思ってしまいます。

後ろ歩きをしている高齢者がいる|高齢者のウォーキング

ウォーキングをしている高齢者の中には、後ろ歩きをしている高齢者もいます。

「後ろ歩きは普段使わない筋肉が鍛えられる」

「後ろ歩きは普通のウォーキングよりも健康にいい」

などといわれてることから、後ろ歩きをする高齢者もいるのだと思います。

後ろ歩きが悪いと思いませんが、後ろ歩きは時間と場所を選んでしなければならない健康法だと思います。

その理由は、後ろ歩きは転倒のリスクが高いからです。

後ろ歩きで転倒すると後頭部を打つ確率が高くなります。

『転倒して後頭部を打つ確率が高くなる』というだけで、いかに後ろ歩きが危険が大きいかが分かりますね。

周りに人がいるときに転倒すると、誰かが助けてくれると思います。

しかし、早朝の暗い時間帯に後ろ歩きをしていて転倒したら、発見が遅れることが考えられますね。

そういったことから、高齢者の後ろ歩きは良くないとはいいませんが、後ろ歩きをするときは、時間と場所を選んでする必要があると思います。

「後ろ歩きは本当に危険なの?」

このように思う方もいると思います。

そこで、後ろ歩きの危険性について調べていると、以下のような記事を見つけました。

≪後ろ歩きの危険性について≫

私は1年前から「ウォーキング+ラジオ体操の会」に参加しています。

その会は2年ほど前から「後ろ歩き」は禁止になったそうです。

創立30年ほどの会でメンバーは高齢者が主流です。

数年前から後ろ向きウォーキング中、尻餅をついたりして転倒する方が増えてきて、2年前には救急車騒動があったらしく、それ以降「禁止」になったそうです。
引用:https://smcb.jp/worrying_questions/62717

高齢者にとって後ろ歩きは魅力のある健康法だと思いますが、後ろ歩きは転倒のリスクが高い健康法ということが分かりました。

余談になりますが、高齢者に介護が必要になった原因の上位に転倒・骨折があります。

引用:テルモ

転倒は高齢者にとって介護につながる大きな要因になります。

後ろ歩きは健康にいいと思ますが、転倒の危険があることを十分知って、安全に後ろ歩きができるようにしましょう。

↓後ろ歩きにはウォーキングマシンがおすすめです

高齢者におすすめのウォーキングマシンはこれ♪老人ホームで思うこと

ウォーキングの効果

ウォーキングはとても身体によい健康法であると思っています。

管理人tsubameも5年位前から歩くことを始めました。

管理人tsubameの場合は健康維持のためではなく、いままで出会ってきた方々で、この人はすごいなって思った方の共通点に『よく歩くこと』があったからです。

その方たちのようになるにはどうすれば良いのか?

それには、まずは『その方たちがしていることを真似することが一番良い』のではないかと思いました。

そこで、その方たちに近づくために、『その方たちの共通点である歩くこと』を始めてみようと思いました。

管理人tsubameが歩き始めた頃は、4キロの通勤を1時間かけて歩いていました。

歩いて通勤し始めた頃は、身体がいたくなったことを覚えています。

とくに、腰が痛くなったのを覚えています。

「歩くことは腰の筋肉も使うのだな…」

「足腰を鍛えるには歩かないのがいいんだな…」

とそのとき思いました。

歩くことによって、いままで分からなかったことが少しずつ分かるようになってきました。

今でもなるべく歩くようにしています。

と言うより、さらに歩くようなりました。

余談になりますが、長崎市内に旅行に行ったときは、

思案橋から中華街を通って、オランダ坂を上り、海星学園の前を通って、グラバー園にいってさらに水辺の森公園経由で出島にいって中華街に戻る…

という風に、全部歩きで観光したりできるようになりました。

歩くことはいいとよく言われます。

どのようにいいのか理解するためには、やはり、自分で歩くかないと実感できないことが分かりました。

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まとめ

歩くことは身体を健康に保つためにとても大切であると思います。

なので、健康維持のためにウォーキングをしている高齢者の姿を見ると、「健康に気を使っているのだな」と思います。

しかし一方では、早朝の暗い時間帯のウォーキングにはいろいろな危険が潜んでいます。

ウォーキングは健康のためにするもの。

健康は安全が第一。

そういったことを考えると、安全にウォーキングができるように、安全を意識しながらウォーキングを行っていきたいものですね。

歳をとっても歩けるように、安全に気をつけてウォーキングを行っていきましょう。

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