嚥下食(嚥下調整食)とは『飲みこむ力(嚥下力)が弱っている方に適した介護食』のことです。
嚥下食(嚥下調整食)には以下のような料理形態があります。
≪嚥下食(嚥下調整食)の一例≫
- 軟菜食
- ソフト食
- ミキサー食
- など
嚥下力(えんげ力)の衰えには個人差があるので、ソフト食・ミキサー食など、嚥下力に合わせた嚥下食(嚥下調整食)があるのですね。
Contents
嚥下食・嚥下調整食のレシピ本
嚥下食のことを詳しく知りたい…
嚥下調整食の作り方を知りたい…
こんなときは、嚥下食(嚥下調整食)の本で勉強するのがおすすめです。
≪嚥下食(嚥下調整食)の本≫
- 病院・福祉施設でつくるかんたん嚥下調整食レシピ100
- 病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ
- かみやすい飲み込みやすい食事のくふう―絵で見てわかる
病院・福祉施設でつくる かんたん嚥下調整食レシピ100
『病院・福祉施設でつくる かんたん嚥下調整食レシピ100』は、嚥下調整食作りのポイントを介護施設の現場の視点からまとめた本になっています。
≪内容紹介≫
摂食嚥下障害のある高齢者の増加に伴い、病院食では嚥下調整食の必要性が高まっている。手間のかかる嚥下調整食づくりのポイントは、真空調理や市販品を上手に活用すること。特定給食施設の限られた人員、調理時間、予算のなかで実現可能な100レシピを掲載。
この本は、家庭でのレシピ集というよりは、介護施設で活用できるレシピ集かなと思います。
この本の口コミレビューを見てみると、施設での嚥下食作りに活用できるとありました。
≪口コミレビュー≫
病院・福祉施設での給食つくりとしては良いものだと思いました。
引用:amazon
介護施設でどんな嚥下食(嚥下調整食)が提供されているのか知りたい…
介護施設での嚥下食(嚥下調整食)の作り方を知りたい…
このような方に、『病院・福祉施設でつくる かんたん嚥下調整食レシピ100』はおすすめです。
病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ
『病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ』は、自宅でできる嚥下食(嚥下調整食)のレシピ集になっています。
≪内容紹介≫
この本はご近所で買える食材と、家庭にある道具をつかって、嚥下の困難な方の食事をつくるためのレシピ集です。特別な増粘剤は必要ありません。食事レベルを参考に、召し上がる方にあわせた嚥下食メニューを、専門職の方にも、またご家庭でも作っていただきたいと思います。
口コミレビューによると、この本に紹介されている嚥下食(嚥下調整食)は、美味しいレシピが多いそうです。
ただ、その分、作るのに手間がかかるそうです。
≪口コミレビュー≫
「見た目にもとてもかわいらしくおいしそう!!しかもとても美味しく作ることができて、感動しています。」
「この本のレシピや作り方は通常のものとは違うけれど、家族全員ができるだけ同じ物を食べたいという思いを大切にしている方にはぜひお勧めです。」
引用:amazon
ミキサー食などの嚥下食(嚥下調整食)は調理方法が限定されるので、似たような料理になりがちです。
似たような料理になりがちですが、それでも、できるだけ嚥下食(嚥下調整食)のレパートリーを増やせれば、毎日の食事が楽しくなりますね。
そのためには、ちょっと手間はかかってもいいと思う方もいると思います。
そのような方に『病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ』はおすすめの本だと思いました。
『病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ』には、シリーズ本として、
『冷凍保存でかんたん嚥下食―病院の栄養士が考えたおいしい嚥下食レシピ』も発売されています。
かみやすい飲み込みやすい食事のくふう―絵で見てわかる
『かみやすい飲み込みやすい食事のくふう』は、比較的程度の軽い嚥下障害の方に適した料理方法がまとめられている本です。
≪口コミレビュー≫
「水分にはとろみをつける、こんにゃくなど食べにくい物には細かく切れ目を入れる、刺身だとたこやイカではなくねぎとろにする、などなど。病院に入退院を繰り返すような人ではなく、家ですごしている比較的軽度の嚥下障害の人向けです。」
「薬の副作用と思われる嚥下障害になったわたし。食事を作ってくれる母にもわかりやすい
嚥下障害のある人への料理本を探していました。完全に飲めないとかとなれば、また違いますがまだ口からも食べることができているので、どんなものが食べやすいのか?をわたしが説明するよりもこの本を読んでもらった方が伝わります。」「内容も簡単でわかりやすいです。食材がやわらかくなる切り方や固く食べにくい食材一覧など…」
引用:amazon
口コミレビューには、「嚥下食が初めての人に分りやすい」という感想が多くありました。
『かみやすい飲み込みやすい食事のくふう』は、嚥下食(嚥下困難食)の基本や工夫を初歩から知りたい方におすすめの本かなと思います。
↓家庭でできる介護食のレシピ本はこちら
まとめ
嚥下食(嚥下調整食)のおすすめの本をご紹介してきました。
一口に嚥下食(嚥下困難食)といっても、嚥下の状態に合わせたいろいろな料理形態の嚥下食(嚥下困難食)があります。
はじめにお話ししたように、嚥下障害には個人差があるので、軟菜食が嚥下食になるときもあれば、ソフト食やミキサー食が嚥下食になることもあります。
このように、嚥下食(嚥下困難食)は、嚥下食(嚥下困難食)を食べられる方に合わせた料理形態を提供する必要があるのですね。
嚥下食(嚥下困難食)については、いろいろなサイトでより詳しく解説れてます。
嚥下食(嚥下調整食)のことを、詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてみてください。
↓↓↓
嚥下調整食分類2013と他介護食分類の対応-栄養指導Navi
また、介護食の料理形態はいろいろあるので、嚥下食(嚥下困難食)を詳しく知りたいときは、まずは、介護食の形態を勉強してみてることもおすすめです。
↓介護食についての記事はこちら
介護食|一口大のメリットとデメリットとは|切り方の注意点もあり!
ペースト食とは※ミキサー食・ソフト食・ムース食・ゼリー食との違い
↓嚥下食の宅配や通販もあります
嚥下困難食※宅配サービスの探し方|やわらか食・ペースト食・介護食を自宅配達
ペースト食通販|高齢者におすすめのおいしい介護食|おかゆなど・ソフト食
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