有酸素運動は心肺機能を維持してくれる運動です。
なので、健康のために、高齢者になっても有酸素運動は毎日の生活に取り入れたいものですね。
でも、高齢になると身体が思うように動かなくなってきます。
そうすると、なかなか有酸素運動ができないのが実情かも知れません。
そこで、高齢者の方でも無理なくできる座ってできる有酸素運動の方法をご紹介していこうと思います。
上肢下肢の運動方法をお探しのときは参考にしてください。
Contents
高齢者座ってできる有酸素運動|上肢下肢の運動
高齢者の有酸素運動では、無理をしない動きで10分以上する運動がいい思います。
ただ、椅子に座って10分も、ただ身体を動かすだけの運動は面白くないので、毎日、椅子に座ってする運動が続かないと思います。
そういったことから、高齢者の方の椅子に座ってできる有酸素運動では、楽しい動画をみながらするのがいいと思います。
ここでは、椅子に座って楽しく有酸素運動ができる動画を3つご紹介していきます。
おすすめ動画①|高齢者座ってできる有酸素運動・上肢下肢
ご紹介している「高齢者の座ってできる有酸素運動」の動画のおすすめポイントは、音楽とともに上肢下肢(手足)を動かしている点です。
↓無理のない高齢者が座ってできる有酸素運動
音楽も何もなくただ上肢下肢(手足)を動かすのは退屈ですが、音楽があれば自然と身体は動いてきて楽しく運動できると思います。
また、先生がいれば先生の動きに合わせるだけでいいので、「何も考えなく身体を動かせられる」ので楽ちんです。
この動画と同じ動きをすれば、8分間身体を動かすことができるので、高齢者の方にとって軽い有酸素運動になると思います。
おすすめ動画②|高齢者座ってできる有酸素運動
次におすすめ動画はステップ台を使った動画になります。
この動画はとても楽しいので、上肢下肢(手足)を動かす有酸素運動にピッタリの動画です。
↓管理人tsubameおすすめ
この動画は立って行う有酸素運動ですが、椅子に座ってもできます。
実際に、管理人tsubameは椅子に座ってこの動画と同じような動きができるか試してみましたが、椅子に座っててもこの動画と同じような動きは十分できました。
※2週間椅子に座って動画と同じ動きで身体を動かしました。
初めのうちは見よう見まねで身体を動かすので、うまく身体を動かせませんでした。
しかし、2週間毎日同じ運動をしてたら、自然と身体が動画の動きに合わせて動くようになりました。
この動画は本当に楽しく身体を動かせる動画なので、毎日この動画で上肢下肢(手足)を動かせば、かなり身体の動きが良くなると思います。
ただ、この動画は音楽のテンポがいいので、動画の運動の動きが速いと感じる高齢者の方もおられると思います。
この動画の音楽のテンポが速いと思ったときは、動画の速度調整ができるので、速度調整をしてこの動画で身体を動かすことを楽しんでみてください。
↓速度調整は動画下部の設定ボタンからできます。
設定ボタンをクリックして、速度の標準の部分をクリックすると、速度調整ができるようになってます。
おすすめ動画③|高齢者の座ってできる有酸素運動
高齢者の座ってできる有酸素運動でおすすめの動画の3つ目は、先ほどご紹介した動画の別バージョンの動画です。
この動画の先生や音楽や動きはとても楽しいので、この動画を見ながら身体を動かすとアッというまに10分経ってます。
↓とにかく楽しく上肢下肢(手足)の体操ができます
この動画の動きは結構激しいので、この動画の動きを椅子に座ってできるか気になりました。
そこで、管理人tsubameはこの動画の動きを椅子に座ってできるか試してみました。
すると、椅子に座ってても十分この動画の動きはできました。
高齢者の方がこの動画の動きを椅子に座ってできるかといえば個人差があるので、できる方とできない方がおられると思います。
ただ、はじめにご紹介した動画や2つ目にご紹介した動画の動きができるようになれば、この動画の動きもできるようになると思います。
また、動きが難しい部分は、自分なりの動きにアレンジすると、楽に運動ができるようになると思います。
最近、管理人tsubameはこの動画がお気に入りで、毎日、椅子に座ってこの動画と一緒に有酸素運動をしています。
※管理人tsubameは40代前半
椅子に座っててもこの動画と一緒に10分間身体を動かすと、心拍数が早くなってるのを感じます。
上肢下肢(手足)の運動は立って行わないと効果的でないと思ってましたが、椅子に座ってても十分に上肢下肢の運動ができることが分かりました。
この動画を一緒に身体を動かすのは本当に楽しいです。
この楽しさが、毎日身体を動かそうと思えるエネルギーになり、そして、毎日の健康維持につながっていくのだと実感できました。
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有酸素運動について|高齢者の座ってできる有酸素運動
有酸素運動とはどのような運動のことなのでしょうか?
有酸素運動を分かりやすくいうと「持久力が必要な運動のこと」といえます。
ただ、持久力が必要な運動といってもそんなに体力を必要とする運動でもありません。
管理人tsubame的に言えば、身体を軽く動かして「身体が温まってきたかな…」と感じるくらいでも有酸素運動だと思っています。
高齢者と有酸素運動の関係
歩くことでいえば、5分くらい歩くと身体が温まってくるので、5分くらい歩けば有酸素運動が始まったと思っていいと思います。
このように、有酸素運動は身体を軽く動かすことでも十分できます。
高齢になるにつれて心肺機能は衰えてきますし、筋力や体力も衰えてきます。
しかし、健康を維持するためには、心肺機能・筋力・体力を維持することが大事です。
心肺機能・筋力・体力を維持するためにはいろんな方法があると思いますが、簡単な有酸素運動も、高齢者にとっては有効な心肺機能・筋力・体力を維持する方法といえます。
高齢になるにつれて健康の維持がますます大事になってきます。
なので、「いつまでも健康を維持していきたい」と思ったときは、毎日の生活に有酸素運動を取り入れる工夫をしていきましょう。
※おすすめの有酸素運動は動画で上肢下肢(手足)の動かすことです。
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「椅子に座って10分間上肢下肢(手足)を意識的に動かすこと」も高齢者の有酸素運動といえます。
なので、座ってできる有酸素運動を始めたいときは、まずは10分間椅子に座って上肢下肢(手足)を動かしてみましょう。
ただ、10分間座って上肢下肢(手足)を動かすだけの運動は面白みがないと思います。
面白みのないことは健康の維持にいいと分かってても続かないのが実情です。
しかし、健康を維持するためには、身体にいいことを毎日継続して行うことが必要です。
そういったことから、「高齢者が座ってできる有酸素運動」を続けていくためには、毎日継続できるように、面白みのある運動を取り入れる必要があります。
では、どうすれば、「10分間退屈せずに椅子に座って上肢下肢を動かすことができるか」ですが、その方法は「動画を見ながら上肢下肢の運動をするのがいい」と思います。
楽しい動画を見ながら身体を動かしてると、あっという間に「10分たってた」と感じるものです。
なので、「高齢者のすわってできる有酸素運動」を毎日継続するために、楽しい動画を見ながら身体を動かしましょう。
以上のような理由から、この記事では、高齢者の方でも座ってできる有酸素運動の楽し動画をご紹介してきました。
高齢者と歩くこと
高齢者にも有酸素運動が大事であることをお話ししてきました。
ところで、高齢者にはどんな有酸素運動がいいかというと、一番お手軽でおすすめな高齢者の有酸素運動は「歩くこと」です。
歩くことはお手軽にできますし無理をしない有酸素運動です。
なので、高齢者の有酸素運動には「歩くこと」がおすすめです。
ちなみに、歩くことは高齢者の有酸素誘導になるだけでなく、健康に関する様々な効果も期待できます。
例えば、健康の源は血液循環にあることはご存知だと思います。
血液循環は心臓の働きによるものが大きいですが、血液循環は心臓の働きだけでなく筋肉の働きにもあります。
いわゆる筋肉の筋ポンプ作用ですね。
このように、筋肉にも血液を身体に送る作用がありますが、身体の筋肉は下肢(足)に70%ついています。
そういったことを考えると、歩くことによって下肢の筋肉が鍛えられると、血液循環も良くなり、その結果、健康も良くなる効果が期待できるのです。
歩くことは下肢(足)の筋肉を無理なく鍛えられる一番簡単な方法です。
歩くことによって無理なく下肢の筋肉を鍛えれば、自然と血行が良くなり身体も健康になってくると思います。
このように、歩くことは、有酸素運動になるだけでなく心肺機能と維持したり、血行促進をサポートしてくれる運動です。
そういったことから、高齢者の健康維持には「歩くこと」が一番おすすめといえるのですね。
↓歩くことに関連記事
・高齢者歩けるようになる事例※歩けない下肢筋力低下から|老人ホーム
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いつまでも健康を維持していきたい…。
このように思ってても何をしていいの分からないときは、まずは、1日10分程、歩くことをはじめてみてはいかがでしょうか?
ただ、さまざまな事情によりなかなか毎日歩くことができない方もおられると思います。
例えば、下肢筋力が低下してる方や病気をお持ちの方は、外に出て歩くことが難しいといえます。
そのようなときは、今回ご紹介した「高齢者の座ってできる有酸素運動」を毎日の生活にとりいれてみて欲しいと思います。
簡単な運動でも毎日続けていくと1年後には、「最近、身体の調子がいい♪」と実感できると思います。
「継続は力なり」です。
毎日少しずつ自分のできることをちゃんと行っていって、いつまでも健康を維持していきましょう。