認知症|私が接した認知症の方に共通する3つの特徴|妄想・記憶障害・徘徊

認知症と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

昔の言葉で言えば痴呆が始まった、年をとってボケてきたなどと言われていたかもしれません。

認知症とは病名ではなく症状の事のようで、認知症にはさまざまな症状があるようです。

あるようです、と表現したのは認知症と言われる方に接すると分かると思いますが、人によって本当に認知症の症状がさまざまなにあることが理解できます。

ある老人ホームで入居者の方の何人位が認知症ですかと聞いたところ、ほとんどのに入居者の方が認知症です、と返事が帰って来ることもよくあります。

このように、高齢者(ここでは85歳以上にします)のほとんどの方が認知症になってしまうのが現状のようです。

私が接した認知症の方の3つの特徴

私が接した認知症の方の症状の特徴を3つ挙げると、

  • 妄想がある
  • すぐ前の記憶がなくなる
  • ウロウロと徘徊する

と言う特徴があげられます。

特徴その① 妄想がある

認知症の方の特徴として、妄想があるを挙げましたが、どのような妄想があるのか言うと、
物がなくなったと言うような被害妄想から、お友達が家に来るから帰らないといけないと言う妄想などさまざまです。

そのような認知症の方といつも接している方は、そのような行動は妄想と理解出来ますが、認知症の方はその妄想が現実ですので何とかしなければいけないと思っています。

特徴その② すぐ前の記憶がなくなる

すぐ前の記憶がなくなるというのは、さっきご飯を食べたばかりなのに、ご飯を食べていないと言ったり、さっきトイレにいったのに行っていないと言ったりすることです。
いわゆる以前は老人ボケと言われていたことですが、この症状も多くの認知症の方に現れている症状です。
この症状が現れたときに、さっき○○したばかりですよ、と言っても認知症の方には通じません。認知症の方と普通の方がトラブルになりやすい症状です。

特徴その③ ウロウロと徘徊する

徘徊することも認知症の方の特徴です。なぜ徘徊するのかと言うと、買い物に行く、病院に行くなど認知症の方には何かの目的があってウロウロと歩きだします。

普通の方から見ると徘徊なのですが認知症の方にとっては目的のある行動ですので、まわりの人が徘徊をやめさせようとしても、見守っている人のすきをみて外へ出ていってしまいます。

外に出たのは良いですが、物忘れと言う認知症の特徴により、家に帰れなくなる方が増えてきました。

引用:https://r.nikkei.com/article/DGXLASDG14HB2_V10C17A6CR0000

2025年問題と認知症

団塊の世代が75歳以上になる2025年問題は日本の問題の1つと言われています。

2025年問題の焦点は要介護者が急増することです。要介護者が急増すると、病院や介護施設が足りなくなり、医療費が急増することが予想されます。

この2025年問題を認知症の点で見てみるとどのような事が見えるでしょうか。

私の体験や経験から言えることは、いずれは認知症の方の急増が考えられますが、それは2025年ではなくもう少しあとになると考えています。

この記事の始めで、高齢者の方の年齢を85歳以上としたのは、85歳を超えた年齢から認知症の方が多くなることが介護施設で働く様になって分かりました。

これからますます認知症の方は増えて来ますが認知症の方を理解するために一番大切なことは認知症の方と接する機会を持つことです。

認知症の症状というのは頭ではわかっていても実際に自分で認知症の方と接してみると予想の出来ないことが起こります。

特に家族が認知症になると今までの健康であった時の家族の記憶が思い出されるので、認知症の症状を受け入れることが難しい傾向にあります。

これからの時代はどの家族でも認知症が身近になってくるものと思われますので、そのときのために認知症の方を理解できるようなことを今から始めることが大切であると思います。