【介護老人保健施設】いわゆる老健の役割とは。

介護老人保健施設は、いわゆる老健と呼ばれる施設になります。老健の起こりは、昭和60年に、

介護を要する老人には医療面と福祉面のサービスが一体として提供されることが不可欠で、両施設を統合しそれぞれの長所を持ち寄った中間施設を検討する必要がある

と言うところに始まりました。そして、

医療施設、福祉施設、家庭との間に存在する課題を解決し、要介護者に対して通所、短期入所サービス及び入所サービスをきめ細かく実施する中間施設の体系的な整備を図っていく必要がある

という過程を経て現在の介護老人保健施設(老健)が出来ました。

老健の役割

老健はどういう役割を持っている施設なのでしょうか。老健の定義は、

要介護高齢者にリハビリなどを提供し在宅復帰を目指す施設であり、施設サービスに基づいて看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練、その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設

となっています。

老健とは、介護が必要な方の自宅復帰を目指すことや在宅療養支援のための地域の拠点と言う位置づけになっています。

基本的には老健には長く入所できずに3か月から半年くらいに短期間で施設から退去するような建前になっています。

ですので老健に入所できる期間は基本的に限定されています。

しかし現状では介護や医療が必要になった高齢者が在宅復帰できるまでに健康が回復することは少なく、反対に介護や看護がより必要になることのほうが多くなっています。

ですので、現在の老健は「特養に入るまでの待機の場所」になっているのが現状と言えます。