老人ホーム・介護施設・高齢者施設の違いをここで検証します

老人ホームって何?

どんな種類があるの?

『老人ホーム』といえば、『特別養護老人ホーム』いわゆる『特養』を思い浮かべる人が多いかもしれなんませんね。

いまでこそ民間企業が経営する『有料老人ホーム』や『サービス付き高齢者向け住宅』と言われる介護施設が増えて来きてましたが、

やはり皆さんには『老人ホーム』と言えば『特別養護老人ホーム』のイメージがあるのではないでしょうか。

老人ホームといえば特別養護老人ホーム?

多くの人にとって『老人ホームといえば特別養護老人ホーム』という図式になったのはなぜでしょうか。

2000年に介護保険法ができる以前は、老人ホームと呼ばれるものは特別養護老人ホームくらいしかなかったことが原因の一つに考えられます。

当時も有料老人ホームはありましたが、数が少なく社会にあまり認知されていませんでした。

ちなみに老人ホームとは、

老人ホームという言葉が世間で話題になり始めてきたのは2000年に介護保険法が制定される前後だと思います。

この介護保険法が制定されてから民間の老人ホームいわゆる有料老人ホームが増えて来ました。

サービス付き高齢者向け住宅、グループホームが増えて来たのは最近のことで2013年以降から急速に増えて来ています。

老人ホーム・介護施設・高齢者施設、その違いは?

『老人ホーム』には『高齢者施設』、『介護施設』など似たような言葉があります。

老人ホームを探し始めた人にとっては、この違いが何なのか分からなくなっているかもしれませんね。

この違いを考える場合、初めに老人の定義を考えてみるのが良いかもしれません。

老人の定義はあいまいで国連では60歳以上、WHO(世界保健機関)では、65歳以上を老人と定義しています。

日本では老人という言葉のはっきりとした定義はなく退職金をもらう年齢になったら老人と考えていたようです。

ですので以前は60歳以上を老人、今では65歳以上を老人と言う位置づけなのでしょう。

しかし現在では最近では老人という言葉を嫌う人が多くなってきたので、

60歳以上の人を老人とは言わずに高齢者やシルバーという言葉で呼ぶようにもまりました。

ですので高齢者やシルバーという言葉も老人ということを言い換えたものなのでその定義はあいまいになっています。

以上のことから介護関係の専門家でない限り、『老人ホーム』・『高齢者施設』・『介護施設』の3つの言葉を同じ意味と考えてよいと思います。

法律的に見れば特養や有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など区分けは厳密にありますが、それらをまとめた総称は決まってないのが現状です。

このサイトでは文脈上、老人ホームのことを高齢者施設といったり介護施設といったり単に施設を言ったりするかもしれませんがお許しください。

老人ホームと介護の関係

皆さんの中には、老人ホームでは施設の従業員から介護保険を使って介護サービスが受けられる所と思っていると思います。

しかし老人ホームと呼ばれていている施設でも、施設の従業員から介護保険を使って介護サービスを受けらないところもあるのですね。

例えば自立型有料老人ホームは介護が必要になったら基本的に退去しなければなりません。

また介護が受けられる老人ホームでも介護保険を使って施設の職員から介護を受けることが出来ない施設もあります。

例えば住宅型有料老人ホームでは入居者に介護が必要になったとき、施設の職員から介護を受けることは出来るのですが、

介護保険サービスがきかない介護サービスになるので高額になってしまいます。

介護保険サービスを使った介護を受けようと思えば、施設外の居宅支援サービスと個人契約をして訪問介護や、訪問看護を受ける形になります。

▼有料老人ホームの介護サービスを詳しく知ら炊い方はこちらの記事がおすすめ

有料老人ホーム|介護型・住宅型・自立型の違い

介護施設の従業員から介護保険を使って介護サービスを受けるには

ここでは簡単に述べますが、施設の職員から介護を受けるときに介護保険を使える施設は、

  • 介護保険サービスに分類されている介護保険施設。いわゆる介護保険3施設(特養、老健、医療型)
  • 特定施設入居者生活介護事業者の指定を受けている施設(介護付き有料老人ホーム、特定施設入居者生活介護いわゆる特定施設の指定を受けたサービス付き高齢者向け住宅など)

の2つに指定されている施設になります。詳しいことは介護保険サービスの所でお話ししたいと思います。

▼介護保険の記事はこちら

介護保険サービスについて

老人ホームと呼ばれる施設は何種類もありそれぞれの老人ホームで提供される介護サービスは大きく違ってくることがあります。

介護施設を検討されておられる方は、

  • 自分がどのような介護サービスを受けたいのかを明確にすること
  • 自分が受けたい介護サービスを提供している介護施設を選ぶこと

この2つが満足できる施設を選ぶ一つの方法であると思います。

まとめ

この記事では、老人ホーム・介護施設・高齢者施設の違いをここで検証するという事でした。

結論を言いますと、老人ホーム・介護施設・高齢者施設の違いは曖昧で明確に区別されていまいのが現状です。

ですので、多くの人やサイトはこの3つの名称の違いをあまり区別せずに使っているように思います。

このサイトでも、特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などの名称を用いるときには介護施設という言葉で表すことが多いです。

なぜかというと、老人ホームという言葉を使うと特別養護老人ホームなのか有料老人ホームなのか、ある条件を満たして有料老人ホームを同じ位置づけになったサービス付き高齢者向け住宅なのか分からなくなるからですね。

また高齢者施設と表現すると、高齢者全員に介護が必要であるとは限りませんので、介護をメインで扱うこのサイトの表現には最適でない。

という事で、当サイトでは特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などの施設を表現するときには介護施設という言葉を用いることにしています。

介護施設を探し始めた方にとって、介護施設の呼び方が様々であることが、施設選びを難しくしていると思います。

そのような方に、介護施設の名称の違いをこの記事をご覧になられることによって理解してした抱ければとてもうれしく思います。