ペースト食作り方※とろみ剤や「まとめるこ」など使用|簡単介護食

ペースト食の作り方はとろみ剤でいいの?

ペースト食の作り方はとろみ剤を使用してもいいのですが、成型したいときは「まとめるこ」などの固形化補助食品を使います。ちなみに、ペースト食のことを説明すると、ペースト食とは食材をペースト状にした料理形態になります。ペーストとは「ノリのような」という意味があるので、ペースト食とはミキサーでノリ状にした料理になります。

ペースト食(ノリ状の料理)は、そのままペースト食と呼ぶこともありますし、ペーストの水分が多かったらミキサー食、ペーストの水分が少なかったらソフト食・ムース食と呼ぶこともあります。老人ホームや高齢者施設では、ミキサー食・ソフト食という介護食を提供するところが多いので、実際には、介護現場ではあまりペースト食という名称は使っていないと思います。ちなみにこれは管理人tsubameの体験談です(‘ω’)ノ

ペースト食の作り方|とろみ剤・形状成型粉の介護食

ペースト食の作り方ですが、ミキサー食のような水分が多いペースト状の介護食はとろみ剤を使用してもOKなのです。ただ、煮物や肉・魚料理をペースト食にする場合、この場合はソフト食やムース食と呼ぶと思いますが、ペースト状のソフト食・ムース食を作る場合はとろみ剤ではなく固形化補助食品を使用します。

↓まとめるこeasy


アクトケア まとめるこeasy 900g

「まとめるこ」のような固形化補助食品とは、ミキサーにかけた食材をとろみではなく、形を整えるために固める粉のことです。とろみ剤ではミキサーにかけた食材を再び固形化することができません。なので、ミキサーにかけた料理を再び成型するためには固形化補助食品を使います。

固形化補助食品の使い方|ペースト食の作り方

ミキサーにかけてペースト状にした料理を再び成型するために固形化補助食品を使いますが、固形化補助食品はいろいろな製品が発売されています。ここでは、アマゾンなどで簡単に購入できる代表的な固形化補助食品を2つご紹介しますね。

固形化補助食品

  • まとめるこeasy
  • ソフティアG

まとめるこeasy|ペースト食の作り方

まとめるこeasy(クリニコ)は、ミキサーでペースト状にした料理を成型する粉です。まとめるこeasyの特徴は、ペースト状の料理に混ぜるだけで簡単に成型ができるところにあります。クリニコ公式サイトに、まとめるこeasyを使うとどんなペースト食ができるのか分かる画像がありましたのでご紹介します。

↓まとめるこeasyを使用


引用:https://www.clinico.co.jp/products/series/powder/matomeruko_easy.html

画像右上は、常食(普通の料理)をミキサーにかけてペースト状にしたミキサー食です。

ちなみに、先ほどお話ししたように、ペースト食はペースト状の料理形態なので、一度ミキサーにかけてペースト状になったミキサー食・ソフト食・ムース食は全部ペースト食といっていいと思います。ただ、ミキサー食・ソフト食・ムース食は成型や食べやすさが違うので、ペースト食とは言わず、ミキサー食・ソフト食という料理区分になっています。このあたりの介護食の形態と名称の複雑さが、ペースト食・ミキサー食・ソフト食・ムース食の違いが分かりにくい理由なのですね。

で、話しを戻しまして、画像のミキサー食をまとめるこeasyで成型すると、画像下にあるような、見た目がきれいなペースト食(この場合はソフト食)になります。とろみ剤では成型ミキサー食を成型することが出来ないので、ソフト食のようなペースト食の作り方ではまとめるこeasyなどのような固形化補助食品が活躍するのですね。では実際に、まとめるこeasyを使ったミキサーかゆの作り方を見てみましょう。

↓まとめるこeasyのミキサーかゆの作り方

まとめるこeasyを使うととっても簡単にミキサーかゆが完成します。tsubameがいた老人ホームや高齢者施設では、ミキサーかゆはソフト食やミキサー食の介護食の方に提供されます。では次に、まとめるこeasyを使った鳥の照り焼きのソフト食の作り方を見てみましょう。

↓まとめるこeasyの鳥の照り焼きの作り方

まとめるこeasyを使うと、鳥の照り焼きのソフト食も簡単に自宅で作れます。まとめるこeasyで作ったソフト食の照り焼きは美味しそうですね。で、実際の味の方はどうなのか気になりませんか?管理人tsubameは老人ホームや高齢者施設でソフト食も作ってましたので、この鳥の照り焼きのソフト食がどんな味がするが予想できます。なので、tsubameが鳥の照り焼きのソフト食を食べたくなったら、鳥の照り焼きをミキサーにかけたミキサー食を作りません。

管理人tsubameがミキサー食の鳥の照り焼きを作るときは、まず、普通の鳥の照り焼きを作るときに鶏肉の横に豆腐もおきます。そして照り焼きを作ります。ちょうどすき焼きみたいな感じです。そうすると、豆腐に照り焼きの味がしみこむのですね。

で、照り焼きが完成したら、豆腐をお皿に盛りつけます。そして、フライパンに残った照り焼きのたれを豆腐にかけます。これは「tsubame風照り焼きとうふ」なのですが、おすすめですよ。鶏肉をミキサーにかけて作ったソフト食の照り焼きが美味しくないときは、「tsubame風照り焼きとうふ」を作ってみてくださいね。

≫まとめるこeasyの詳細はこちら

ソフティアG|ペースト食の作り方


ニュートリー 介護食 ソフティアG ゼリー食用(innobox) 500g

ソフティアGも固形化補助食品です。ソフティアGは老人ホームや高齢者施設でも良く使われてる固形化補助食品なので、tsubameも良く使ってました。ソフティアGの使い方はまとめるこeasyとほぼ同じなんですが、一つだけ違う点があります。ソフティアGがまとめるこeasyと違う点は、ソフティアGをミキサー上の料理に混ぜるとき85度以上にする必要があるということです。

ソフティアGはまとめるこeasyと成分がちょっと違うので、料理を一緒にミキサーで混ぜるときに85度以上になっていないと固まらないのですね。で、85度って結構、熱い温度なのです。なので、ソフティアGでミキサーかゆを作るときは、おかゆができたら、熱々のおかゆとソフティアGを一緒にミキサーで混ぜる必要があります。おかゆって一度冷えたら、加熱するのに手間がかかるので、ソフティアGを使うときは、おかゆができたら熱々のときに一気にミキサーかゆを作るのがポイントです。老人ホームや高齢者施設でソフティアGを使ってソフト食をつくってるときは、料理ができたらすぐにミキサーにかけないといけないので忙しかったです(‘ω’)ノ

↓ソフティアGの介護食の作り方

ちなみに最近は、70度で固まるおかゆ用のソフティアUも発売されてますので、ソフティアでミキサーかゆを作るときはソフティアUの方がおすすめです。また、ソフティアUはおかゆ以外の食材にも混ぜることができるので、自宅でペースト食を作るときはソフティアGよりソフティアUの方がいいのかなと思います。ただ、温かいペースト食を作るときは、60度でも形状安定性のいいソフティアGの方が向いてるのかなとも思いました。

≫ソフティアUの詳細はこちら

まとめ

ペースト食の作るときの、とろみ剤とまとめるこeasyなど固形化補助食品の使い分けや、固形化補助食品の使い方をご紹介してきました。

ペースト食はミキサーがあれば簡単につくることができます。しかし、ペースト食を安全に食べるためには、ペースト食を食べる高齢者の方の嚥下力(えんげりょく)に合わせて、ミキサーにかけた料理にとろみをつけたり成型をする必要があります。なので、ペースト食が高齢者の方に必要になったときは、まずは、嚥下機能に詳しい病院・デイサービス・訪問看護などで、どんな介護食が最適なのかをアドバイスしてもらうことが大事です。

そして、嚥下の専門家からもらったアドバイスを参考に、介護食が必要な高齢者の方の嚥下力に合わせたペースト食を作りましょうね。ただ、毎日、ペースト食を作るのは大変だと思います。毎日、ペースト食を作るのが大変なときは、市販品のペースト食を利用するのもいいと思います。通販で購入できるペースト食をまとめた記事もありますので、市販のペースト食が必要なときは参考にしてください。

≫ペースト食通販|高齢者におすすめの介護食